なぜ放置自転車は撤去されるのか?その理由と背景をやさしく解説

放置自転車が引き起こす問題点

駅周辺や商業施設の前などで見かける放置自転車は、歩行者の妨げになるほか、緊急時の通行路をふさいでしまう恐れがあります。さらに、見た目の悪化や、長期間放置されたことによるゴミの不法投棄・治安の悪化といった二次的な問題も深刻です。こうした影響を防ぐために、自治体は定期的な撤去を行っています。

撤去されるまでのステップ

自転車が放置されていると、まずは自治体の担当者が「警告札」を取り付け、持ち主に移動を促します。決められた期間を過ぎても移動されない場合、自転車は保管所へ運ばれます。一定の保管期間(おおよそ1〜2か月)内に引き取りがないと、処分の対象となる仕組みです。この流れにより、街の安全と秩序が保たれています。

放置自転車が増える背景とは

都市部では自転車の利用者が多い一方で、駐輪スペースが不足しているエリアも少なくありません。短時間だから大丈夫と安易に停める人も多く、結果的に放置自転車が増加してしまいます。こうした状態を放置すると、街の美観や安全性が損なわれてしまうため、撤去は必要な対策として行われています。

京都市:撤去自転車の保管場所と引き取りに必要な持ち物

撤去・保管の流れ

京都市では、放置禁止区域などで撤去された自転車や原動機付自転車が、指定の保管所へ移送されます。撤去日から4週間(翌日から起算)保管され、その間に引き取りがない場合は処分される仕組みです。※撤去当日も返還できます。

保管場所の一覧

No 保管所名 詳細URL 住所 電話番号
1 三条千本保管所 詳細 中京区壬生天池町5-2 075-821-9366
2 国際会館駅保管所 詳細 左京区岩倉大鷺町550 075-241-0333
3 石田保管所 詳細 伏見区石田森東町46 075-241-0333

引き取りに必要な持ち物

  • 手数料:自転車1台3,500円、原付(電動キックボード含む)1台5,000円
    ※釣り銭のいらないようにお願いします。
  • 本人確認書類(運転免許証・健康保険証・学生証など)

窓口の受付時間・休業日

  • 三条千本保管所:毎日正午から午後9時まで(12月29日から1月3日まで休業)
  • 国際会館駅保管所、石田保管所:毎日午前5時から翌日午前1時まで

撤去自転車の保管場所

撤去自転車の保管場所を紹介します。受付時間を確認し、撤去自転車を受け取りに行きましょう。

三条千本保管所

電話番号
075-821-9366

受付時間
毎日正午から午後9時まで(12月29日から1月3日まで休業)

住所
〒604-8874 京都府京都市中京区壬生天池町5−2

国際会館駅保管所

電話番号
075-241-0333

受付時間
毎日午前5時から翌日午前1時まで

住所
〒606-0001 京都府京都市左京区左京区岩倉大鷺町550

石田保管所

電話番号
075-241-0333

受付時間
毎日午前5時から翌日午前1時まで

住所
〒601-1439 京都府京都市伏見区石田森東町46